- はじめに——「ホームページを作りたい」が、AIで”今日中”に叶う時代
- AI Webサイト制作の大前提——何ができて、何ができないか
- 主要AI制作ツール比較——どれを選べばいい?
- 全体の流れ——AI Webサイト制作の7ステップ
- ステップ①:要件整理——AIに「サイト設計書」を作ってもらう
- ステップ②:コンテンツ準備——テキストと画像をAIで用意する
- ステップ③:サイト生成——AIツールで一発生成する
- ステップ④:デザイン調整——AIに修正指示を出すコツ
- ステップ⑤・⑥:コンテンツ投入と動作確認
- ステップ⑦:公開と独自ドメインの設定
- 業種別テンプレートプロンプト集
- 公開後の運用——SEO・分析・更新
- やってはいけない5つのこと
- よくある質問(Q&A)
- まとめ——「ホームページが欲しい」と思ったその日に、作れる
- 参考リンク
はじめに——「ホームページを作りたい」が、AIで”今日中”に叶う時代
「ホームページをリニューアルしたいが、制作会社に頼むと50万円以上かかる」「LPを作りたいけど、コーディングの知識がない」「新年度に合わせて事業サイトを立ち上げたいが、時間がない」——。
中小企業や個人事業主にとって、Webサイト制作のハードルは依然として高いものでした。制作会社への外注は高額で、WordPressは初期設定が大変、ノーコードツールも学習コストがそれなりにかかる。
しかし2026年現在、この状況は根本的に変わりつつあります。Lovable、Bolt.new、v0、ReplitといったAI搭載の開発ツールを使えば、プログラミング経験ゼロの人が、日本語で指示を出すだけで、プロ品質のWebサイトやLPを数時間で作れるようになりました。
従来2〜3週間かかっていたMVP(最小限の製品)開発が半日で完了する事例も報告されています。「チャットに作りたいサイトのイメージを書くだけで、AIがデザイン・コーディング・公開までやってくれる」——これが2026年のWebサイト制作の現実です。
この記事では、非エンジニアの方がAIだけでホームページやLPを作るための実践的な手順を、ツール選定からプロンプトの書き方、公開・運用までステップバイステップで解説します。
この記事はこんな方に向けて書いています:
- 自社のホームページをリニューアルしたい中小企業の経営者・担当者
- 新規事業や開業に合わせてWebサイトを立ち上げたい個人事業主
- 商品やサービスのLPを低コストで作りたいマーケティング担当者
- Web制作会社への外注コストを削減したい方
- プログラミング経験はないが、自分でサイトを作ってみたい方
AI Webサイト制作の大前提——何ができて、何ができないか
AIで「できること」と「まだ難しいこと」
| AIで十分できること(2026年時点) | AIだけでは難しい/注意が必要なこと |
|---|---|
| コーポレートサイト(5〜10ページ程度) | 大規模ECサイト(数百商品以上)の完全構築 |
| LP(ランディングページ)の制作 | 高度な決済システム・会員管理の実装 |
| ポートフォリオサイト | 既存の大規模サイトとの完全な統合・移行 |
| イベント・キャンペーンページ | 独自ドメインでの本番運用(追加設定が必要) |
| ブログ・メディアサイトの雛形 | 継続的なSEO対策・コンテンツ運用 |
| お問い合わせフォーム付きサイト | 法的要件を満たすプライバシーポリシー等の文言作成 |
| レスポンシブ対応(PC・スマホ両対応) | ブランドガイドラインに厳密に準拠したデザイン |
AIサイト制作 vs 従来の方法——コスト・時間の比較
| 制作方法 | 費用目安 | 期間目安 | 必要なスキル | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| AI制作ツール(本記事の方法) | 無料〜月$25程度 | 数時間〜1日 | 日本語で指示が書ける | 自分で素早く作りたい方 |
| Web制作会社への外注 | 30〜100万円以上 | 1〜3ヶ月 | 不要(丸投げ可) | 予算があり、クオリティ最優先の方 |
| WordPress+テーマ | 数千〜数万円 | 1〜2週間 | WordPress操作・基本的なIT知識 | ブログ・メディア運営したい方 |
| Wix / Jimdo等 | 無料〜月数千円 | 数日 | ドラッグ&ドロップ操作 | とにかく簡単に作りたい方 |
| フリーランスへの依頼 | 5〜30万円 | 2週間〜1ヶ月 | 不要 | 中程度の予算でカスタマイズしたい方 |
主要AI制作ツール比較——どれを選べばいい?
2026年時点で、非エンジニアがWebサイト・LP制作に使える主要なAIツールは以下の5つです。
ツール比較表
| ツール | 得意なこと | 難易度 | 料金 | 日本語対応 | 一言で言うと |
|---|---|---|---|---|---|
| Lovable | フルスタックWebアプリ・LP | ★☆☆(低) | 無料枠あり / 有料$20〜 | ○ | チャットだけでサイトが完成する「最速ツール」 |
| Bolt.new | 幅広いフレームワーク対応 | ★★☆(中) | 無料枠あり / 有料$20〜 | ○ | フレームワーク自由度が高い「万能型」 |
| v0(Vercel) | 美しいUI・コンポーネント生成 | ★★☆(中) | 無料枠あり / Premium $20〜 | ○ | デザイン品質最高の「UIジェネレーター」 |
| Replit | フルスタック・多言語対応・ホスティング一体型 | ★★☆(中) | 無料枠あり / Core $25〜 | △ | 開発からデプロイまで完結する「オールインワン」 |
| ChatGPT / Claude(汎用AI) | HTMLコード生成・コンテンツ作成 | ★★☆(中) | 無料〜有料プラン | ◎ | コードを自分で貼り付ける「自由度最高」のアプローチ |
目的別おすすめフローチャート
| あなたの状況 | おすすめツール | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく最速でLP・サイトを作りたい | Lovable | チャットで指示→即プレビュー→公開まで最短。非エンジニアに最も優しい |
| デザインの美しさを最重視したい | v0 → Lovable or Replitで実装 | v0でUI生成→他ツールでバックエンド接続の2段階が最高品質 |
| データベースや認証機能も必要 | Lovable(Supabase連携)or Replit | フルスタック対応でDB・認証も自動構築 |
| WordPressに載せるHTMLが欲しい | ChatGPT / Claude | HTMLコードを生成→WordPressに貼り付け。既存サイトとの統合に最適 |
| コードの所有権・長期運用が重要 | Lovable(GitHub連携)or Bolt.new | 生成コードをGitHubに同期。後からエンジニアに引き継ぎ可能 |
全体の流れ——AI Webサイト制作の7ステップ
| ステップ | やること | 使うツール | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| ① 要件整理 | サイトの目的・構成・必要ページを決める | ChatGPT / Claude | 30分 |
| ② コンテンツ準備 | テキスト・画像・ロゴを用意する | ChatGPT / Claude + 画像生成AI | 1〜2時間 |
| ③ サイト生成 | AIツールでサイトを一発生成する | Lovable / v0 / Bolt.new / Replit | 30分〜1時間 |
| ④ デザイン調整 | 色・フォント・レイアウトを微調整する | 同上(チャットで指示) | 30分〜1時間 |
| ⑤ コンテンツ投入 | 実際のテキスト・画像に差し替える | 同上 | 1〜2時間 |
| ⑥ 動作確認 | PC・スマホで表示確認、フォーム動作テスト | ブラウザ | 30分 |
| ⑦ 公開 | 独自ドメイン設定・公開 | 各ツールのデプロイ機能 | 30分 |
合計所要時間の目安:5〜8時間(1日で完了可能)
ステップ①:要件整理——AIに「サイト設計書」を作ってもらう
サイトをAIに作らせる前に、何を作るかを明確にすることが最も重要です。ここが曖昧だと、AIに何度指示を出してもイメージ通りのサイトになりません。
ChatGPTやClaudeに以下のプロンプトを投げるだけで、サイトの設計書が作れます。
サイト設計書の生成プロンプト
あなたはWebサイト制作のディレクターです。以下の情報をもとに、サイトの設計書(ワイヤーフレーム兼仕様書)を作成してください。
■ 基本情報:
- 事業内容:【例:地域密着型の税理士事務所 / 手作りアクセサリーの販売 / ITコンサルティング】
- サイトの主な目的:【例:お問い合わせを増やす / 商品を販売する / 信頼感を伝える / 採用応募を集める】
- ターゲット:【例:30〜50代の中小企業経営者 / 20〜30代の女性 / 地元の個人客】
- 競合や参考にしたいサイト:【例:〇〇.com のデザインが好き / シンプルで信頼感のあるデザイン】
- 必要なページ数:【例:5ページ程度 / LPのみ1ページ】
■ 設計書に含めてほしいこと:
1. サイトマップ(ページ構成の一覧)
2. 各ページの目的と掲載する情報
3. トップページのセクション構成(ヒーロー → サービス紹介 → 実績 → お客様の声 → CTA → フッター等)
4. デザインの方向性(配色案・フォントの雰囲気・全体のトーン)
5. 必要な機能(お問い合わせフォーム・Googleマップ埋め込み・SNSリンク等)
6. SEOを意識したページタイトルとmeta descriptionの案
7. スマートフォンでの表示で特に気をつけるポイント
LP(ランディングページ)の構成プロンプト
あなたはコンバージョン率の高いLPを設計する専門家です。以下のサービスのLP構成案を作成してください。
■ サービス情報:
- サービス名:【例:〇〇オンライン講座 / 〇〇コンサルティング】
- サービスの概要:【簡潔に説明】
- ターゲットの悩み:【例:集客がうまくいかない / 英語が話せない / 確定申告が面倒】
- 価格帯:【例:月額9,800円 / 初回無料相談】
- CTAの目的:【例:無料相談の申し込み / メルマガ登録 / 商品購入】
■ LP構成案に含めてほしいこと:
1. ファーストビュー(キャッチコピー + サブコピー + CTA)
2. 課題提起セクション(ターゲットの悩みに共感する)
3. 解決策の提示(サービスの特徴を3つ)
4. 実績・数字(信頼性を示すデータ)
5. お客様の声(3件分のテンプレート)
6. 料金・プラン
7. よくある質問(FAQ)
8. 最終CTA(行動を促す)
9. 各セクションのキャッチコピー案
コンバージョン率を最大化するために、各セクションの「なぜこの順番か」の理由も添えてください。
ステップ②:コンテンツ準備——テキストと画像をAIで用意する
サイト用テキストの生成プロンプト
あなたはWebライターです。以下のWebサイト用にテキストコンテンツを作成してください。
■ サイトの種類:【コーポレートサイト / LP / ポートフォリオ】
■ 事業内容:【簡潔に説明】
■ トーン:【例:信頼感のある落ち着いたトーン / 親しみやすいカジュアルなトーン / 洗練されたプロフェッショナルなトーン】
■ 作成してほしいテキスト:
1. キャッチコピー(3案)
2. サブコピー(各キャッチコピーに対応して3案)
3. 「私たちについて」セクション(200字程度)
4. サービス紹介(3つのサービスを各100字程度で)
5. CTAボタンのテキスト(5案)
6. フッター用の会社概要テキスト
■ 注意点:
- 専門用語を使わず、ターゲットが理解しやすい言葉で
- SEOを意識して、関連キーワードを自然に含めて
- 各テキストの文字数目安も添えて
画像の準備方法
サイトに使用する画像は、以下の方法で準備できます。
| 方法 | ツール例 | 費用 | 適しているケース |
|---|---|---|---|
| AI画像生成 | ChatGPT(DALL-E)、Midjourney、Adobe Firefly | 無料〜月$10程度 | イメージ画像・背景・アイコン。人物写真には不向き |
| フリー素材サイト | Unsplash、Pexels、Pixabay、写真AC | 無料 | 風景・オフィス・人物の汎用写真 |
| 自社撮影 | スマートフォンでOK | 無料 | 実際の店舗・商品・スタッフの写真。信頼感が最も高い |
| 有料素材 | Adobe Stock、Shutterstock、PIXTA | 1枚数百円〜 | 高品質なビジネス写真が必要な場合 |
ステップ③:サイト生成——AIツールで一発生成する
ここからが本番です。主要ツールごとに、具体的な操作手順とプロンプトを解説します。
方法A:Lovableで作る(最も簡単・おすすめ)
Lovableの特徴:チャットに作りたいサイトの説明を入力するだけで、フロントエンド+バックエンドのコードを自動生成し、即座にプレビュー・公開が可能。非エンジニアに最も使いやすいツールです。
手順:
Step 1. lovable.dev にアクセスし、アカウント作成(Googleアカウントで登録可能)
Step 2. 「New Project」をクリックし、チャット欄に以下のようなプロンプトを入力
以下の仕様でコーポレートサイトを作成してください。
■ 事業:【例:東京都渋谷区の税理士事務所「山田税理士事務所」】
■ デザイン:シンプルで信頼感のあるデザイン。メインカラーは紺色(#1a365d)、アクセントカラーはゴールド(#d4a855)
■ ページ構成:1ページ完結のスクロール型
■ セクション構成(上から順に):
1. ヒーローセクション:キャッチコピー「あなたの事業を、数字のプロが支えます」+ サブコピー +「無料相談を予約する」ボタン
2. サービス紹介:税務顧問・確定申告サポート・会社設立支援の3つをカード形式で
3. 選ばれる理由:3つのポイントをアイコン付きで
4. お客様の声:3件のレビューをカルーセルまたはカード形式で
5. 料金プラン:3段階の料金表
6. よくある質問(FAQ):5つの質問と回答をアコーディオン形式で
7. お問い合わせフォーム:名前・メールアドレス・電話番号・お問い合わせ内容
8. フッター:住所・電話番号・営業時間・Googleマップ埋め込み・SNSリンク
■ 要件:
- レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマートフォン)
- ヘッダーはスクロール時に固定(スティッキーヘッダー)
- CTAボタンは目立つ色で、スマホでは画面下部に常時表示
- ページ内リンクでスムーズスクロール
- 日本語フォント使用
Step 3. AIがサイトを生成。ライブプレビューで即確認
Step 4. 修正したい箇所があれば、チャットで追加指示。例:「ヒーローセクションの背景を暗めのグラデーションに変えて」「フォントサイズをもう少し大きく」
Step 5. 完成したら「Deploy」で公開
方法B:v0で美しいUIを生成する
v0の特徴:Vercelが提供するUI生成ツール。デザイン品質が非常に高く、モダンなコンポーネントを瞬時に生成します。フロントエンドのみ(バックエンド機能なし)。
手順:
Step 1. v0.dev にアクセスし、アカウント作成
Step 2. プロンプトを入力
Create a modern, professional landing page for a Japanese digital marketing agency.
■ Design:
- Clean, minimalist design with lots of white space
- Main color: Deep blue (#0f172a), Accent: Bright coral (#f97316)
- Modern sans-serif font, professional yet approachable tone
■ Sections (in order):
1. Hero: Bold headline, subtitle, and two CTA buttons ("無料相談" primary, "サービス詳細" secondary), with abstract gradient background
2. Services: 4 service cards with icons (SEO, SNS運用, Web広告, コンテンツ制作)
3. Results: Key metrics in large numbers (100+ clients, 150% average growth, 98% satisfaction)
4. Process: 4-step horizontal timeline showing the workflow
5. Testimonials: 3 client reviews with photos and company names
6. Pricing: 3-tier pricing table with a highlighted recommended plan
7. FAQ: Accordion-style with 5 questions
8. CTA: Final call-to-action with email input and submit button
9. Footer: Company info, navigation links, social media icons
■ Requirements:
- Fully responsive (mobile-first)
- Smooth scroll animations on section entry
- Sticky header with transparent-to-solid transition on scroll
- All text in Japanese
Step 3. 生成されたコンポーネントを確認・調整
Step 4. 「Deploy to Vercel」でそのまま公開、またはコードをコピーしてLovableやReplitに移植
方法C:ChatGPT / ClaudeでHTMLコードを生成する
既存のWordPressサイトにページを追加したい場合や、コードの自由度を最大限に求める場合は、汎用AIにHTMLを直接生成させる方法が有効です。
あなたは経験豊富なフロントエンドエンジニアです。以下の仕様でLPのHTMLファイルを1つ作成してください。
■ 技術要件:
- HTML / CSS / JavaScriptを1つのHTMLファイルにまとめる(外部ファイル不要)
- Tailwind CSSをCDNで読み込み
- レスポンシブ対応
- Google Fonts(Noto Sans JP)を使用
■ サイトの目的:【例:オンライン英会話サービスの無料体験申し込みを増やすLP】
■ セクション構成:
1. ヒーロー:キャッチコピー「英語が話せる自分に、今日出会う」+CTA
2. 3つの特徴:アイコン+見出し+説明文のカード3枚
3. レッスンの流れ:4ステップを横並びで
4. 料金プラン:2つのプランを比較表で
5. よくある質問:アコーディオン形式で5問
6. CTA:名前・メールのフォーム+送信ボタン
7. フッター
■ デザイン指示:
- メインカラー:#2563eb(青)、サブカラー:#f8fafc(薄いグレー)
- CTAボタン:オレンジ(#f97316)で大きく目立たせる
- 各セクションの切り替えにfade-inアニメーション
- ヒーロー背景はグラデーション
完成したHTMLコードを出力してください。
ステップ④:デザイン調整——AIに修正指示を出すコツ
最初の生成結果が100%イメージ通りになることは稀です。ここからはAIとの対話で修正を重ねて理想に近づけます。
効果的な修正指示の出し方
| NG(AIに伝わりにくい指示) | OK(AIに伝わる具体的な指示) |
|---|---|
| 「もっとおしゃれにして」 | 「ヒーローセクションの背景を暗めのグラデーション(#0f172a → #1e3a5f)にし、テキストを白にして」 |
| 「見にくいから直して」 | 「本文のフォントサイズを16pxに、行間を1.8にして」 |
| 「なんか違う」 | 「サービスカードの角丸をもっと大きく(border-radius: 16px)、影を少し強めにして」 |
| 「スマホでも見やすく」 | 「モバイル(768px以下)ではサービスカードを1カラム縦並びにして」 |
| 「色を変えて」 | 「メインカラーを#059669(グリーン)に変更し、CTAボタンのみ#f97316(オレンジ)にして」 |
よく使う修正プロンプト集
■ 配色を変更:
「サイト全体のメインカラーを#【カラーコード】に変更してください。CTAボタンは#【カラーコード】にして、テキストの可読性を確保してください。」
■ フォントを変更:
「見出しのフォントを太めのゴシック体(Noto Sans JP Bold)にし、本文は通常のNoto Sans JP Regularにしてください。」
■ セクションの追加:
「FAQセクションの直前に『導入事例』セクションを追加してください。3社の事例をカード形式で、各カードに企業名・課題・成果・お客様コメントを含めてください。」
■ アニメーションの追加:
「各セクションがスクロールで画面に入る際にフェードインするアニメーションを追加してください。」
■ フォームの修正:
「お問い合わせフォームに『お問い合わせの種類』のプルダウンを追加してください。選択肢は『サービスについて / 料金について / その他』の3つです。」
ステップ⑤・⑥:コンテンツ投入と動作確認
コンテンツ差し替えのポイント
AIが生成するサイトにはダミーテキスト(Lorem ipsum等)が含まれていることが多いため、実際のコンテンツに差し替えます。
差し替えるもの:会社名・サービス名、キャッチコピー・説明文、料金・プラン情報、お客様の声(実際のレビューまたは許可を得たもの)、画像(自社撮影の写真やフリー素材)、連絡先・住所・営業時間、SNSリンク
公開前チェックリスト
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| PC表示 | Chrome・Edge・Safariの3ブラウザで表示を確認 |
| スマホ表示 | 実機またはブラウザの開発者ツールで表示を確認 |
| フォーム動作 | テスト送信して、受信側に届くか確認 |
| リンク切れ | すべてのリンク・ボタンが正しい遷移先に飛ぶか確認 |
| 表示速度 | 画像が重すぎないか。PageSpeed Insightsでチェック推奨 |
| OGP設定 | SNSシェア時のタイトル・画像・説明文が正しく表示されるか |
| プライバシーポリシー | フォームがある場合は必須。AIに雛形生成を依頼→必ず内容を確認 |
| ファビコン | ブラウザのタブに表示されるアイコンが設定されているか |
ステップ⑦:公開と独自ドメインの設定
各ツールの公開(デプロイ)方法
| ツール | 公開方法 | 初期URL | 独自ドメイン |
|---|---|---|---|
| Lovable | 「Share」→「Publish」で即公開 | 〇〇.lovable.app | 有料プランで設定可能 |
| v0 | 「Deploy to Vercel」で公開 | 〇〇.vercel.app | Vercel上で設定可能(無料) |
| Bolt.new | 「Deploy」で公開(Netlify連携) | 〇〇.netlify.app | Netlify上で設定可能 |
| Replit | 「Deploy」で公開 | 〇〇.replit.app | 有料プランで設定可能 |
| HTML手動 | レンタルサーバーにアップロード | レンタルサーバーのURL | サーバー側で設定 |
独自ドメインの取得と設定
ビジネスサイトの場合、独自ドメイン(例:example.com)の設定は必須です。以下の流れで設定できます。
Step 1. ドメイン取得サービス(お名前.com、ムームードメイン、Google Domains等)でドメインを購入(年額1,000〜3,000円程度)
Step 2. 各ツールの管理画面で「Custom Domain」設定を開く
Step 3. DNSレコード(CNAME等)を指定どおりに設定
Step 4. SSL証明書が自動適用されることを確認(https:// になっていればOK)
業種別テンプレートプロンプト集
以下のプロンプトはLovable、Bolt.new、ChatGPT / Claude等どのツールにもコピー&ペーストで使えます。
飲食店のホームページ
以下の仕様で飲食店のホームページを作成してください。
■ 店舗情報:
- 店名:【例:炭火焼鳥 とり田】
- 業態:【例:焼鳥居酒屋】
- 所在地:【例:東京都中央区銀座○-○-○】
- 電話番号:【03-XXXX-XXXX】
■ デザイン:和モダンな雰囲気。背景は暗め、写真を大きく使う。メインカラー:#1a1a2e、アクセント:#e2725b(朱色系)
■ セクション構成:
1. ヒーロー:店内の雰囲気が伝わる大きな背景画像+店名+キャッチコピー+「ご予約はこちら」ボタン
2. こだわり:3つのこだわりポイントをアイコン付きで
3. メニュー:おすすめ料理を写真付きカード6枚で(ダミー画像でOK)
4. 店舗情報:住所・電話番号・営業時間・定休日・アクセスをテーブル形式で。Googleマップ埋め込み
5. 予約セクション:「お電話でのご予約」と「Web予約」の2つのCTA
6. フッター:営業時間・住所・SNSリンク
■ 要件:
- レスポンシブ対応
- 縦スクロール1ページ完結
- 高級感のあるフォント(日本語対応)
士業(税理士・弁護士・社労士等)のホームページ
以下の仕様で士業事務所のホームページを作成してください。
■ 事務所情報:
- 事務所名:【例:山田太郎税理士事務所】
- 専門分野:【例:個人事業主の確定申告・法人設立・相続税対策】
- 所在地:【例:東京都新宿区○○】
■ デザイン:信頼感と清潔感のあるデザイン。メインカラー:紺色(#1e3a5f)、サブ:白。余白を多めに
■ セクション構成:
1. ヒーロー:キャッチコピー+「初回無料相談のお申し込み」ボタン
2. 代表プロフィール:写真エリア+経歴・資格・メッセージ
3. サービス一覧:3〜5つのサービスをカード形式で
4. 料金案内:料金表(税抜表示+注釈)
5. ご依頼の流れ:4ステップのフローチャート
6. お客様の声:3件をカード形式で
7. よくある質問:5問のアコーディオン
8. お問い合わせフォーム:名前・メール・電話・相談内容
9. アクセス:住所+Googleマップ
10. フッター:事務所概要+資格表示
コンサルティング・IT企業のホームページ
以下の仕様でコンサルティング企業のコーポレートサイトを作成してください。
■ 会社情報:
- 社名:【例:株式会社テックブリッジ】
- 事業内容:【例:中小企業向けAI導入コンサルティング】
■ デザイン:モダンでテクノロジー感のあるデザイン。ダークモードベース。メインカラー:#0f172a、アクセント:#3b82f6
■ ページ構成(マルチページ):
1. トップページ:ヒーロー → 事業概要 → 実績数字 → サービス概要 → CTA
2. サービスページ:3つのサービスを詳しく解説
3. 事例ページ:導入事例3件(課題→施策→成果の構成)
4. 会社概要ページ:代表メッセージ・企業情報テーブル・沿革
5. お問い合わせページ:フォーム
■ 要件:
- ナビゲーション:ページ間のリンクを設定
- ヒーローにパーティクルアニメーションまたはグラデーションアニメーション
- 数字セクション(顧客数、プロジェクト数等)にカウントアップアニメーション
- レスポンシブ対応
公開後の運用——SEO・分析・更新
最低限やるべき3つのこと
1. Google Search Console・Google Analyticsの導入
サイト公開後、Google Search Consoleにサイトを登録し、Google Analytics 4のトラッキングコードを設置してください。アクセス数や検索キーワードを把握できます。設置方法がわからない場合は、AIに「Google Analytics 4のトラッキングコードをHTMLのheadタグに追加して」と指示すれば対応してくれます。
2. 定期的なコンテンツ更新
「お知らせ」セクションの追加や、ブログとの連携で定期的にコンテンツを更新しましょう。検索エンジンは更新頻度の高いサイトを評価します。
3. お問い合わせフォームのテスト
月に1回はフォームのテスト送信を行い、正常に動作していることを確認してください。
やってはいけない5つのこと
NG1:AIが生成した内容をそのまま公開する
AIが生成するダミーテキスト(特に会社名・住所・電話番号)は必ず実際の情報に差し替えてください。ダミーの連絡先がそのまま残っているサイトは、信頼性を大きく損ないます。
NG2:スマートフォン表示を確認しない
サイト訪問の70%以上はスマートフォンからです。PCでの見た目が良くても、スマホで崩れていては意味がありません。必ず実機またはブラウザの開発者ツールで確認してください。
NG3:SSL(https)を設定しない
SSL証明書が設定されていないサイト(http://で始まるサイト)は、ブラウザに「安全ではありません」と警告が表示され、ユーザーが離脱します。上記のデプロイ先(Vercel、Netlify、Lovable等)は自動でSSLが適用されますが、レンタルサーバーの場合は自分で設定が必要です。
NG4:法的な記載を省略する
お問い合わせフォームや商品販売を行うサイトでは、プライバシーポリシーの掲載が必要です。特定商取引法に基づく表記(ECの場合)も忘れずに。AIに雛形を生成させることはできますが、法的な内容は必ず専門家に確認するか、自社の責任で最終チェックしてください。
NG5:公開後に放置する
Webサイトは「作って終わり」ではありません。営業時間の変更、サービス内容の更新、スタッフの異動など、情報が古くなったら速やかに更新しましょう。古い情報が掲載されたサイトは、むしろ信頼を損なうリスクがあります。
よくある質問(Q&A)
Q1. プログラミング経験ゼロでも本当にサイトが作れる?
作れます。特にLovableは、日本語で「こういうサイトを作って」とチャットに入力するだけで、デザイン・コーディング・プレビューまで自動で行ってくれます。HTMLやCSSの知識は不要です。ただし、「こういうデザインにしたい」というイメージを言語化する力は必要です。参考にしたいサイトのURLを添えると、AIの理解が格段に向上します。
Q2. AIで作ったサイトのクオリティは、制作会社に頼んだものと比べてどう?
シンプルなコーポレートサイトやLPであれば、AIで作ったサイトも十分にプロフェッショナルな品質です。ただし、ブランドの世界観を細部まで表現するデザイン、複雑なアニメーション、大規模なECサイトなどは、制作会社やプロのデザイナーに依頼する方が確実です。おすすめは「AIでまず80%を作り、残り20%の微調整をプロに依頼する」というハイブリッドアプローチです。
Q3. 独自ドメインは必要?ツールが提供する無料URLではダメ?
ビジネス用途では独自ドメインをおすすめします。「〇〇.lovable.app」のようなURLは個人プロジェクトには問題ありませんが、ビジネスの信頼性を考えると「〇〇.com」や「〇〇.jp」の方が適切です。独自ドメインの費用は年額1,000〜3,000円程度で、投資対効果は非常に高いです。
Q4. WordPressとAI制作ツール、どちらを選ぶべき?
更新頻度の高いブログ・メディアサイトならWordPress、更新頻度が低い(月1回程度)コーポレートサイトやLPならAI制作ツールが適しています。WordPressはプラグインやテーマの更新・セキュリティ管理が継続的に必要ですが、AI制作ツールで作った静的サイトはメンテナンスコストが低いのがメリットです。
Q5. AI制作ツールの費用は毎月かかり続ける?
ツールによります。Lovable・Replit等は月額課金ですが、サイトを作り終えてホスティング(公開)だけ継続する場合は無料プランに戻せるケースもあります。また、v0で生成したコードをダウンロードし、Vercel(無料枠あり)やレンタルサーバーにホスティングすれば、ツールへの月額課金は不要になります。
まとめ——「ホームページが欲しい」と思ったその日に、作れる
この記事のポイントをまとめます。
1. AIツールで、非エンジニアでも1日でプロ品質のWebサイト・LPが作れる時代になった。制作会社への外注(50〜100万円・1〜3ヶ月)と比べて、AIなら無料〜月数千円・数時間で完成します。
2. ツール選びの基本は「Lovable = 最速」「v0 = 最高デザイン」「Replit = オールインワン」。迷ったらまずLovableから始めてみてください。チャットで指示するだけでサイトが完成する体験は、初めての方でも感動するはずです。
3. AIに丸投げではなく「要件を明確に伝える」ことが成功の鍵。この記事のプロンプトをコピーし、自社の情報に書き換えるだけで、高品質なサイトが生成されます。
4. 公開後の運用(情報更新・SEO・フォーム確認)も忘れずに。Webサイトは「作って終わり」ではなく、ビジネスの成長に合わせて育てていくものです。
新年度を目前に、「今年こそ自社サイトを作りたい(リニューアルしたい)」と思っている方——まずはこの記事のプロンプトをコピーして、Lovableに貼り付けるところから始めてみてください。あなたのビジネスの顔となるWebサイトが、今日中に形になります。
参考リンク
免責事項: 本記事は2026年3月時点の公開情報に基づく情報提供です。各ツールの機能・料金・利用規約は変更される可能性があるため、最新情報は各サービスの公式サイトで確認してください。AIが生成するコード・コンテンツの品質は保証されるものではなく、公開前に必ず人間の目で最終確認を行ってください。法的要件(プライバシーポリシー・特定商取引法等)については、必要に応じて専門家にご相談ください。

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